医療と製薬の現場を
― PhambieLINQ つなぐ、 治験の 総合プラットフォーム ファンビーリンクPhambieLINQとは
PhambieLINQ(ファンビーリンク)は、製薬企業と医療機関による治験プロセスをシームレスにつなぐサービスです。NTTデータが開発した、業界横断型の新しいプラットフォームです。

※サービスイメージです。
PhambieLINQの特長
治験の計画から申請データの作成・収集まで、
ワンストップでサポート従来の一般的な臨床試験支援システムは、製薬企業、医療機関それぞれの業務の効率化を目的としていました。しかし、新薬開発には両者の密接な連携が必要です。PhambieLINQは、製薬企業と医療機関を『つなぐ』、業界初の治験トータルプラットフォームです。ステークホルダーのデータを相互につなぎ、治験の計画段階から承認申請データの作成・収集までをシームレスにサポートします。
デジタル技術を活用し、業務の効率化・データ品質の
向上に寄与PhambieLINQは、デジタル技術を駆使して従来の作業負担を大幅に軽減することを目指しています。治験単位のプロトコルをベースに、派生するドキュメントの自動生成(CRF仕様、ICF、CSRなど)や、オントロジーを用いたデータ入力のナビゲーションなどにより、さまざまな作業を効率化します。また、製薬企業と医療機関間の情報連携をデジタル化することで、各種データの品質向上に寄与していきます。
共創から生まれた、ユーザー目線で使いやすいシステム
PhambieLINQは、製薬企業と医療機関との共創ワークショップを通して生まれました。ユーザー目線で真に必要な機能を抽出しているため、ユーザーの使いやすさを考慮したシステムです。機能面だけでなくユーザビリティにも配慮し、見やすい画面や必要なナビゲーションにより、作業する方の習熟度を問わず、直感的に操作することが可能です。

※サービスイメージです。
PhambieLINQの
3つのソリューション
複雑化する業務や検証のため多くの人手がかかっている、治験業務プロセスをデジタル化することで、業務負担を軽減し、新薬開発スピードの加速とデータの品質向上を実現します。今後のグローバルでのサービス展開を見据え、各種の世界標準規格に則ったソリューション開発を推進しています。
治験関連文書の作成効率化
プロトコル情報を後続のドキュメントにドミノ的に引き継ぐことで、関連業務の大幅な作業効率化を実現します。各文書の様式や用語に関するマスタ整備・登録を通して、企業内における業務を共通化し、品質を均一化できます。
臨床データの収集支援・構造化
プロセスのガイドや対話的なナビゲーションで、診療時のデータ入力を支援し、医療機関内における治験遂行のサポート、治験の原資料となるデータ収集を効率化します。入力データは構造化されCDISCに準拠した臨床データファイルへ出力、EDCシステムへの電子的な連携に備えます。
臨床データの変換・転送
IDENや電子カルテシステム等から生成された臨床データファイルを、製薬企業側のEDCシステム環境にセキュアに送信します。ファイル送信の際は、自動翻訳等の処理設定も可能です。医療機関におけるEDCへの転記作業の大幅な削減と、製薬企業側のSDV作業の削減に寄与します。
大幅に作業稼働を削減し、
新薬開発のスピードアップへPhambieLINQを利用することにより、プロトコルを始めとする治験関連文書の作成や修正、臨床データの収集、CRFへの記入、SDVなど、多くの人手がかかっている治験業務プロセスの稼働を削減します。
作業稼働の削減
約削減
2019年に当社が実施した
治験業務量調査に基づく
参考数値です。
ともに業界をリードして、
患者様の ために新しい未来をより良い医薬品を待っている患者様に少しでも早く届けるために、NTTデータは製薬企業様・医療機関様とともに、革新的な治験トータルプラットフォームの実現に向けて取り組んでいます。
お知らせ
「第 22 回 CRC と臨床試験のあり方を考える会議, 2022 in 新潟」に出展いたします
2022年9月17日から18日まで、一般財団法人 臨床試験支援財団様主催の「第 22 回 CRC と臨床試験のあり方を考える会議, 2022 in 新潟」が開催されます。
9月18日11:50~12:50に行われます共催セミナー8「DX の力で CRC の業務効率化を図る~薬を待つ患者さんのために~ 」におきまして、「PhambieLINQ」をご紹介予定でございます。
また、9月17日から18日まで、新潟の学会会場にて企業ブースを出展いたします。ぜひご参加をご検討いただければ幸いでございます。